EP8に乗るべき10の理由

ここでは、新しいE-BIKEシステムの特長と、シマノがE-MTBの革命を比類なきレベルにまで昇華させた方法について紹介します。

85 N·mにまでアップした最大トルクが、あなたの相棒です。さあ、見たことのない急勾配や険しいトレイルにも臆することなく、チャレンジしてみよう。トレイルヘッドを目指して、ヒルクライムを駆け上ろう。ダウンヒルでも、自信をもって。なによりも、ライドを楽しもう！もちろん、いくらパワフルでもコントロールできなければ意味がありませんよね。EP8はスムーズかつダイレクトなパワー伝達を提供し、自然な乗り心地を維持しながら完全なコントロールを実現します。

すべてのライドは、その一回一回が一度きり。ライダーにも一人ひとり個性があります。いつものトレイルだって、天候や季節とともに移り変わりますよね。乾いたほこりっぽい日から、湿った泥だらけの日まで。すばやくダイナミックに駆け抜けたいときがあれば、ゆったりと走りを楽しみたいときもあるでしょう。

10種類のアシスト特性、5段階のスタートアップアシストから選択し、3つのモード（Eco、Trail、Boost）でライドスタイルに最適な最大トルクを設定できます。また、2パターンのお気に入り設定をプロファイルとして保存しておきましょう。日常の通勤＋週末のトレイルなど、スマホで簡単に切り替えることができます。

思い立ったらライドに出かけられるよう、アプリを開くとすぐに2パターンのプロファイルにアクセスできます。それらは、心地よく続く林道から刺激的なシングルトラック、度胸が試される岩石エリアまで、さまざまな地形に対応します。

私たちは、すべてのライダーがライド中の自転車を完全にコントロールできるべきだと考えています。

この信念にライダーファーストのアプローチを組み合わせ、ベンチマークをさらに引き上げました。空気抵抗36%の低減です。改良されたクラッチメカニズムにより、ペダリングへの応答性が向上。アシストスピードが25 km/hを超えると、よりスムーズにカットオフします。

EP8が実現するのは、より安定したスムーズなペダリングなのです。

見た目のサイズに騙されないでください。スマートでスリムなこのドライブユニットは、超難関のダウンヒルであなたをトップに導く十分なパワーを備えています。また、統合されたドライブユニットは、よりコンパクトになり地面からのクリアランスを確保、難易度の高いトレイルでも安心です。

新たに進化したTrailモードでは、EP8のパワー85 N·mをフル活用してライダーの快適性やコントロール性を一層高めています。これは最も汎用性の高いアシストモードで、設定すればあとはおまかせ。すべてのトレイルで活用できます。あなたがペダルを強く踏みこむほど、より多くのパワーが供給されてアシスト力がアップ。

さらに、最適なタイミングでのパワーブーストにより、常に最大のトラクションとステアリングを実現します。柔らかな砂の上を走るときも、山の険しい斜面を上るときも、ドライブユニットはすばやくシームレスにアシストを自動調整。あなたは目の前のトレイルに、ひたすら集中し続けることができます。

ホイールが回転するのが当たり前のように、自転車にはその都度メンテナンスが必要ですよね。EP8とともにロングランを満喫したり、ご機嫌なライドを何度も楽しんだ後には、消耗したパーツを交換する必要もあるでしょう。地元のトレイルに出かけたり、遠征して初めての場所でのトレイルに参加したとしても、あなたの自転車のケアをしてくれるシマノサービスセンターやパートナーは必ず近くにあります。

効率的な熱伝導性マグネシウム素材と設計を一から見直したモーター筺体によって、EP8は上り坂での温度上昇に対応し、最大トルクをより長時間維持することができます。また、ケースの表面積を広くして熱伝導性を高めたことで放熱性能がさらに向上しました。

シマノのE-BIKEバッテリーは、トレイルをより長く楽しむことができ、より遠くまで走れることで有名です。もちろんそのことを、私たちは誇りに感じています。EP8のバッテリーでは、内蔵型と外付け型のともに630Whモデルをオプションに追加。さらなる大容量化で一層の長距離ライドを可能にしました。

1,000回のフルチャージサイクル後でも、EP8のバッテリーは最大容量の60%を維持。何度も何度でも、トレイルをめいっぱい楽しむことができるのです。ライドの頻度やハードさによっては、もしかするとフレームより長持ちするかもしれませんね。

つまり、お気に入りのシングルトラックを何日も駆け回っている間も、バッテリーインジケーターを気にすることなく次のスイッチバックに集中できるということ。